宅配ピザの注文数はポスティングでどう変わる？事例と成功例

宅配ピザで売上や注文数に大きく関わっているのが、ポスティングによるチラシ配りです。誰もが一度はピザのチラシを見て、注文をしたことがあるのではないでしょうか。
ここで注目したいのが店舗のある・ない問わらず、宅配できるエリアには数多くのピザチラシが配布されている点です。ポスティングによってどれくらいの宣伝や販売促進効果が期待できるのか気になりますよね。
そこで今回は、宅配ピザに欠かせないポスティングの理由から影響の出やすい年齢層や性別、実際の事例などについて解説していきたいと思います。

宅配ピザにポスティングが欠かせない理由

宅配ピザを事業展開する上で、ポスティングは宣伝や販売促進に大きく効果があります。通常の飲食店と違い、店舗に来店する必要がなく自宅で注文できることがポスティングとの相性を深めているのです。

ではその具体的な理由について、いくつかご紹介していきます。

消費者の潜在的なニーズに訴えかけられる

宅配ピザでポスティングが欠かせない理由はさまざまですが、まず挙げられるのがチラシによる視覚的な効果です。美味しそうなピザの写真を一面に乗せることで、「今度の休みに頼んでみようか」「今度開催する友人との集まりにピザを提案してみよう」と消費者の潜在的なニーズへ訴えかけられます。

そして普段食べないからこそ食事の選択肢として忘れられやすいピザですが、定期的にチラシを配ることで消費者の記憶に残り、販売促進につなげる効果もあるのです。

特にポスティングだと、配る曜日や時間を自由に決められます。そのため注文が多くなる週末前など、より消費者のニーズに合わせて最適なタイミングで配布することが可能です。

わざわざ来店する必要のない宅配ピザですが、だからこそ新しいピザの宣伝や既存商品の販売促進をするためには、ポスティングなどで能動的に広告を打ち出すことが大切と言えるでしょう。

視認性が高く注文しやすい

また近年では、インターネットから宅配ピザの注文ができるデリバリーサービスも普及しています。一見、そうしたデジタル情報から注文したほうが優れていると思いがちですが、チラシによるアナログ情報にもメリットはあるのです。

特にピザの場合だと、1人の時よりも家族や友人など複数人で集まった際に注文することが多いでしょう。この時にパソコンやスマホだと、「画面が小さい」「全ての商品を見るのにスクロールする必要がある」と大勢で見にくい点が挙げられます。

その点ポスティングチラシは一面に商品が載っているため、複数人が囲んで見やすいです。それにピザは商品数が多いので「どれにしようかな？」と迷ってなかなか決められない人もいます。そんな時にチラシであれば、商品が比較しやすくスムーズに選べると言う利点もあるのです。

アナログだからこその簡易性

パソコンやスマホを利用して商品を頼む場合、毎回検索サイトで調べてWebサイトを開くという手順が必要です。しかしチラシの場合だと、自宅に保存しておけばすぐ手にとって商品を選ぶことができます。

ピザを注文するまでの工程の少なさが、「手軽に食べられる」というイメージを強めているのです。スムーズに注文できる点も、アナログならではのメリットと言えるでしょう。

そしてチラシや薄い紙なので折りたたんでコンパクトにできるため、保存していても場所を取りません。リーフレット型のチラシであれば最初から複数回折りたたんでいるので、より保存しやすい形状をしています。

インターネットなどのデジタル情報に比べて、チラシを保存するというデメリットがポスティングにはあるでしょう。しかし実はそこまで邪魔にならずコンパクトに収納できるため、あまり負担にならないのです。

ポスティング効果の出やすい年齢層・性別

宅配ピザのポスティングを実施するにあたって、効率的にチラシを配布し販売促進に繋げるためには需要の高いターゲット層を狙うことが重要になります。

そこで注目したいのが、国の中小企業政策の実施機関である「中小機構」の宅配ビザ店に関する市場調査データです。

参考：市場調査データ 宅配ピザ店｜J-Net21

このデータを見ると、最も利用率が高いのは20代女性で58％、次いで30代女性で55％となっています。そして男性で最も高いのは、30代で50％という結果です。

ピザは肉やチーズ、クリームソースなどが使われているものが多く非常に高カロリーなため、年配の方よりも若年層の利用率が高いことが分かります。また30代男女の利用率が高い点でいうと、家族などで食べることが理由として挙げられます。

例えば、肉やチーズなどの子供が好きな具材が多く入っており、海鮮系などのレパートリーも豊富なため家族全員が食事を楽しむためにぴったりです。

さらに宅配ピザは、箱から開けてそのまま食べられるのも大きなメリットです。食事を準備したり食器を洗うなどの手間を省けるため、家事をすることが多い女性の負担を減らせます。この利点が、高い女性の利用率を物語っているのではないでしょうか。

宅配ピザのポスティング事例と成功例

実際、宅配ピザのポスティングを行おうと思っている方にとっては「どのように実施すればいいのか」「どんな効果を見込めるのか」などが気になるところです。

ここでは実際の事例をご紹介しますので、効果的なポスティングを運用するための参考にしてみてください。

クーポンを活用した宣伝で認知度アップ

ライバル店舗が多いエリアに新しく出店した宅配ピザ店Aは、まず地域に浸透するため店舗自体の認知度向上に努めました。その方法はポスティングチラシを配り、クーポン券を付属することです。

そしてクーポン券の内容も500円引きといった割引のみでなく、ドリンク1杯無料やLサイズのピザを注文するともう1枚サービスするといったもの。クーポン券の利用できる幅を広げることで、より多くの消費者に訴求しています。

その結果、ポスティング後の翌週には注文率が急増。最終的な反響率は3％まで高まり、クーポン券の期間終了後も注文率は好調を維持しています。

クーポン券の配布は認知度向上の他にも、ポスティングチラシの反応率を調べる効果測定なども行えるため、より正確に反響率を測ることができるなどのメリットがあるのです。

時期を見据えたポスティングで売上アップ

通常営業の他にも、長期連休などのイベント時にも売上アップを図りたい宅配ピザ店Bは、ポスティングチラシの配布する時期を明確に定めました。

具体的には、イベントなどが多いシーズンの初期にチラシを配布し、消費者への認知度アップを実施。コンパクトなリーフレット型のものにすることで、消費者がより保存しやすい工夫を凝らしています。

そして連休などのイベント直前には、シンプルな廉価版のチラシを配布し季節限定メニューを大々的にPRしました。限定メニューにより商品の希少価値を高め、消費者の背中を押しているのです。

結果として、見据えていたイベント時の売上は前年に比べて180％となっており、戦略的なマーケティングに成功しています。

チラシとWebサイトの連携で注文数を向上

宅配ピザ店Cは、周辺エリアに大学の郊外型キャンパスなどが建設される事態を受け、若者向けのサービスとしてWeb注文を開始。しかしインターネットで広告を打ち出すも、一向にWebでの注文率は高まらず伸び悩んでいました。

そこで、ポスティングチラシにWeb注文ができることを大々的にアピールするマーケティング戦略を実施。パンフレット型のチラシには大きくキャッチコピーを表示し、さらにWeb注文のマニュアルを追加、QRコードを記載し導線も引きました。

そして宅配可能なエリアにチラシを配布することで、アナログな情報網から消費者に認知してもらう試みを実施しています。すると、宣伝前よりもWeb注文の利用率が250％と大幅に増加。20～30代からのWeb注文数も高い伸びをみせています。

如何に多くの人が、宅配ピザは「ポスティングチラシで注文するもの」という先入観を持っているのかが伺えますね。

繁忙期にはポスティングのプロに依頼

来店せずとも多くの注文を受ける宅配ピザは、店舗や企業自らが積極的に宣伝活動する必要があります。そしてポスティングは、そんな事業形態をしている宅配ピザと非常に相性の良いマーケティング手法です。

ただ自社でポスティングを実施するのは人員コストが掛かりますし、繁忙期だと配布する時間が取れず宣伝不足に陥ることもあるでしょう。ですからポスティングをするなら、宅配エリア全域へ確実にチラシを配布できるプロに行ってもらうのがおすすめです。

「伊吹広告」では、膨大な地域データから配布したいターゲット層を想定し的確にポスティングを実施します。

そして全ての配布員がGPS端末を持つことにより、より正確なエリア情報や効率的な配布ルートを追求。急ぎのご依頼や指定された日に配布するなど、お客様の要望にも柔軟に対応可能です。

宅配ピザはもちろんのこと、店舗を持つ飲食店から商品やサービスの宣伝などにも幅広くご利用いただけます。「時間がなくてポスティングをプロに実施してもらいたい」という方は、ぜひこの機会に反響率が高く効率的にチラシを配れる「伊吹広告」へご依頼ください。

伊吹株式会社の関連サービス

名古屋のポスティングは東海配布